韓国ドラマ沼にはまる
「愛の不時着」以降、はまっている韓流ドラマ。
前回予告したドラマの中から感想を書く予定でした。
▼その時の記事
でも、最近見たドラマがあまりにも衝撃的で「なんじゃこりゃ!」状態だったので、先にそちらについて思いのたけを吐き出させてもらいます。
かなり詳しくネタバレを書いているので、未視聴の方はご注意ください!
その沼の名は・・・「結婚作詞離婚作曲」沼
今年、公開されたばかりのドラマ「結婚作詞離婚作曲」。
30代、40代、50代それぞれ3組の夫婦とその不倫相手たちが主人公のドラマです。
今までは、全話配信済の過去の名作を中心に見ていたのですが、このドラマは途中でリアルタイムに追いつき、毎週末の配信がとても待ち遠しかったです。
ドラマは3組の夫婦の結婚生活と不倫を描いています。
<主要3組の夫婦>
30代:ハン・サヒョン(弁護士)&プ・へリョン(ラジオDJ)
40代:シン・ユシン(病院の院長)&サ・ピヨン(ラジオプロデューサー)
50代:パク・ヘリュン(大学教授)&イ・シウン(ラジオ番組の作家)
皆それぞれ高スペックな男女です。
一見、なんの問題も無い夫婦に見えて、なんと実は3人全ての夫が浮気をしていたのです!
シーズン1の前半で描かれる夫たちの不倫
まずは、パク教授が妻のシウンに別れを切り出します。
でも好きな女性ができたとは言わず、長く一緒に居すぎたから離れたいなど、相手の女性がいることは頑なに隠していました。
納得できないシウン。子どもたちのこともあり、考え直してほしいとパク教授に頼みますが、聞き入れられず。最後には、離婚に応じました。
2組目、20代カップル。弁護士のサヒョンがこっそり浮気相手に電話しているところを、へリョンに見つかってしまいます。
しかも相手の女性は妊娠しているとのこと。本当は離婚したいサヒョンだが、ヘリョンは拒否。この後もしばらく、サヒョンの両親を巻き込んで、離婚するしないでゴタゴタします。
最後は40代カップル。病院長のユシンも怪しげなショートメールを送ったりしていて、浮気濃厚なのですが、他の2人と違って、妻ピヨンにはたっぷりの愛情表現をしています。そういうそぶりを一切見せず、ピヨンも信じ切っていました。一番質の悪いパターンです。
これらの話の合間に時折、3人の女性たちのシーンが登場します。
アメリカ育ちの女優の卵、ア・ミ、27歳。ミュージカル女優のナム・ガビン40歳。中国語の翻訳家、ソン・ウェン42歳。
ガビンがしつこいファンに絡まれているところを偶然居合わせた2人が助け、それをきっかけに仲良くなっていく様子が描かれています。
本筋とは関係なく進んでいくので、おかしいなとは思っていましたが、実は・・・。
シーズン1の後半で明かされるストーリー
シーズン1の第7話で上記の女性3人組が済州島へ行くために飛行機に乗っていると、そこにユシンが乗り合わせて、ア・ミと挨拶をするのです!
なになに?二人は知り合いなの??
とびっくりした途端、ドラマはそこから一気に過去にさかのぼります。
そして、3人の夫たちの不倫相手との出会いが描かれるのです。
弁護士サヒョンの相手は、ヘリョンに強く勧められたジム通いで出会った、中国語翻訳家のソン・ウェンでした。初めはヘリョンの愚痴を聞いてもらったりするだけの相談相手でしたが、妻とは全くタイプの違うソン・ウェンをサヒョンはどんどん好きになってしまいます。最後に一線を越えてソン・ウェンは妊娠してしまいます。
パク教授の相手は、大学に臨時講師としてやってきたミュージカル女優のナム・ガビンでした。ガビンは失恋の痛手から立ち直れていませんでしたが、優しいパク教授に癒しを感じて付き合うことになったのです。
ユシンの相手は、女優の卵のア・ミでした。ロスからの機内で偶然隣り合わせに座ったことから、徐々に仲良くなり、遂には男女の仲に。
つまり、前半に何気なく登場していた3人の女性がそれぞれの不倫相手だったわけです。今から思えばそれしかないのですが、全く気づきませんでした
サヒョンとソン・ウェンは一番好感が持てるカップルでした。
妻のプ・ヘリョンは美人ですが、気が強く、サヒョンに対してやさしさが全くありません。半面、ソン・ウェンは思いやりに溢れていて、上品な感じです。
この2人は「いい人」なので、うまくいって欲しいなあと思っていました。
キラリと光るサブキャラたち
3組の夫婦以外に、彼らを取り巻く脇役たちもいい味を出しています。
まずはユシンの母親のキム・ドンミ。実母ではなく、父の後妻なので血は繋がっていません。このドンミがスーパー美魔女なんです。60代半ばかと思うのですが、美人でスタイル抜群。ただ、なかなかの曲者で、ユシンの父親と仲良し夫婦を装っているのですが、実はユシンのことが大好き(男として)。ことあるごとに関わりを持とうとしてきます。夫は19歳も年上で、毎日の食事に気をつけているように見せかけて、カロリーの高いものや炭水化物ばかり食べさせています。そして、夫が発作を起こした時に助けずに放っておいて死なせるという悪どさを見せました・・・。
そしてもう1組、サヒョンの両親も気に入っています。父親はゴルフ場のオーナー、母親は専業主婦。いわゆる亭主関白で妻を見下している父親。実はキム・ドンミが初恋の相手で、偶然に再会。デレデレです。色々あって母親がキレて、やっと目が覚めた父親が母親に謝り、心を入れ替えていきます。最初は本当に威張っていて、妻を馬鹿にしていた父親で私も大嫌いだったのですが、心を入れ替えてからは本当に一途になって、妻の方もほとほと愛想が尽きたと思っていたのに、実はやっぱり夫のことを愛していて、、、
この2人の夫婦愛には時折、涙しました💧
衝撃のラストとは・・・
待ちに待った瞬間、
「なんじゃこりゃ!」
と叫んでしまいました。
全く意味不明なエンディングだったのです・・・。
3組の夫婦が結局、みんな離婚して、それぞれの不倫相手とどうなるのか、
という結末が全く描かれていませんでした。
唯一、弁護士のサヒョンとソン・ウェンはまとまってハッピーエンド風でしたが、他の2組は宙ぶらりんです。
ピヨンは離婚して、夫ユシンはアミと同居はしますが、結婚はしないようです。ソ部長といい仲になりそうで、なりません。
ナム・ガビンは両親が不慮の事故で亡くなってしまい、抜け殻呆然自失状態。
そこに元カレ、ソ・ドンマがプロポーズ。ドンマと結婚はしないと言いつつも、パク教授には別れを告げます。
そして罪悪感からかボロボロになって、シウンの元に謝罪に行きます。
究め付けが最後の最後のシーン。
唐突に3組の結婚式のシーンが出てくるのですが、なんとその組み合わせが
・サヒョン(弁護士)×ア・ミ(女優)
・ソ・バン(エンジニア部長)×ソン・ウェン(中国語翻訳家)
・ソ・ドンマ(ガビンの元カレ)×ピヨン(ラジオプロデューサー)
だったんです!
ソ部長とソン・ウェンは何度か会ってるし、ありえなくもないとしても、(それでも、サヒョンとソン・ウェンカップルが一番純愛で結婚しそうだったのに・・・)他の2組は全くの想像外です。
ピヨンとドンマは会話したことはないはずです。
サヒョンとア・ミに至っては顔すら合わせてません。
このドラマにありがちな、登場人物の“妄想”かもしれませんが、それにしても最後の最後にこんなシーンを持ってくるなんて!
かなりプンプンしましたが、どうやら、シーズン3があるようです。
まあ、なかったら、本当に意味不明なドラマで終わってしまいますからね。
ただ、私はシーズン2で完結すると思っていたので、正直ガッカリでした。
シーズン3の配信は来夏だとか、未定だとか。
どちらにせよまだまだです。
あ〜気になって仕方がありません😂