Netflixでオススメのアニメ第2弾です。
アニメ「本好きの下克上」 香月美夜
こちらは、流行りの?異世界転生モノです🤗
図書館に就職が決まったばかりの日に亡くなった日本人女性、本須麗乃(もとすうらの)。
彼女は死後に、異世界の都市、エーレンフェストに生まれ変わります。
(おそらく中世ヨーロッパの都市)
しかも、平民の5歳の女の子、マインとして。
マインは無類の本好きで、インクの匂いが大好き。
でも、この世界では本は高価で庶民の手には入りません😱
そんなマインが現代知識を生かし、幼なじみとともに本作りを目指して奮闘するお話しです。
「手に入らないなら、自分で作ってしまおう!」
という精神で、本だけでなく、リンスインシャンプーやかんざし、髪飾り、出汁をとった野菜スープなど、その時代、その世界にはないものをたくさん生み出しています。
いつしか発明家として工房を経営するようになり、紆余曲折あって神殿に使える巫女見習いとして働くようになります。
「ものづくり」の楽しさが溢れるストーリーです。
小説は第5部で完結のようですが、アニメはまだ2部が終わったところです。
7月に第3部の製作が発表されたそうですので、そのうちNetflixでも配信されることを楽しみにしています😀
アニメ「氷菓」 原作:米澤穂信
こちらは米澤穂信原作のアニメです。
「氷菓」をはじめ4巻分がアニメになっています。
製作は京都アニメーションで、やはりとてもきれいですね✨
主人公は神山高校1年生の折木奉太郎。
モットーが、
「やらなくていいことはやらない、やらなければいけないことは手短に」
という省エネタイプ。
それを取り巻く仲間が3人。
中学校からの友達、福部里志、
小学校からの腐れ縁、伊原摩耶花、
そして、古典部部長の千反田える。
物語は折木の姉(大学生、海外を放浪中)から廃部の危機にある、古典部に入るようにと言われたことから始まります。
廃部予定のはずが、既に入部者が1人いたのです。それが千反田える。
地元で有名な名家、豪農千反田家の令嬢でした。
千反田えるは好奇心旺盛な女の子で、「私、気になります!」が口癖。
省エネタイプの折木がなぜかその言葉には逆えず、
仲間と共に日常のさまざまな謎を解き明かしていくという青春ミステリです。
原作小説も面白い!
このアニメを見た後に、本も読んでみたくなったので、全4巻をお買い上げしました。
「氷菓」 角川文庫:刊
記念すべき米澤穂信のデビュー作。
アニメを見てから読んだので、それぞれのキャラクターが絵柄に引きづられましたが、ほぼほぼ原作に忠実だったと思います。
神山高校古典部の文集「氷菓」にまつわる謎を解き明かします。
「愚者のエンドロール」角川文庫:刊
文化祭の出し物として自主映画を製作した2年F組。
折木たちは途中まで完成した映画を見せられ、後半のストーリーを推理するように意見を求められます。
見事、映画の結末まで推理する折木ですが、実はうまく乗せられていただけだと知り・・・。
「クドリャフカの順番」 角川文庫:刊
神山高校文化祭での出来事。摩耶香のミスで文集を200部も発注してします。
完売を目指してさまざまな努力をする古典部メンバー。
同時に部活から一つずつモノが盗まれていく「十文字事件」が勃発。
折木はその真相を誰にも告げずに、一人で解決しますが・・・。
「遠まわりする雛」 角川文庫:刊
短編集。時系列がさまざまで、アニメでは時系列通りに随所にはめ込まれています。
そのほか、アニメにはなっていない書籍も2巻出ています。
「ふたりの距離の概算」 角川文庫:刊
2年生になった折木たち。入部すると思われた新入生がなぜか退部。
千反田えるのせいなのか??
折木がマラソンをしながら、事件?を解決します。
「いまさら翼といわれても」 角川文庫:刊
古典部シリーズの最新刊。
短編集ですが、どれも興味深く、これまでの謎も解き明かされます。
いわゆる青春小説のようなこっぱずかしい青臭さもなく、
淡々とでも実は熱い思いが底辺にほとばしっているシリーズだと思います。
こちらのシリーズは、ゆっくりとですが、続いていくようですので、
今後も楽しみです。