「図書館戦争」シリーズ 有川浩 著 角川文庫 刊
かなり今更ですが、「図書館戦争」シリーズを読みました。
もう10年以上前の本なんですね。でも、本の舞台がちょうど2019年、来年なんですよ!
検閲のある世界になってなくて本当に良かったです。(ある意味、自主規制はエスカレートしているかもしれませんが…)。
期待せずに「図書館戦争」を読み始めたのですが、その面白さにハマってしまいました。
特にお気に入りが3巻目の「図書館危機」とラスト4巻目の「図書館革命」です。
何度泣いたか…。
電車で読んでいて泣けてきたときは、風邪のフリをして鼻をすすり、1人ランチの時は紙ナプキンで涙を拭い…。
マスカラ取れちゃうよ〜。
4巻の“泣きポイント”は、
・郁と母親の激突&和解
・美術館の戦闘で初めて人を撃った郁と堂上教官のフォロー
・稲嶺司令の退任
5巻は何と言っても、
ハラハラドキドキ、涙ありの亡命作戦
どうなることかと手に汗握っていると、
ー当麻の肩に手がかけられた。
あ〜、ダメだー、どうしてー!
あと少しだったのに〜
と身悶えしましたが、まさかの味方でした。
どう考えても良化委員会だと思いますよー。
まんまと騙されました。
そしてオーラスの「堂上教官」。
こちらもまんまと騙されました。
どちらも騙されて楽しい嬉しいものでした。
このシリーズは一応主役は郁と堂上なんでしょうが、その他のキャラもしっかりと描かれています。
手塚と柴崎
小牧と毬江
玄田と折口
どの関係も、らしくて面白い。
別冊は迷い中…
もっとずっとシリーズが続いて欲しかったです。
別冊で2巻出ていますが、どうやらラブが中心のお話のようで、 買うかどうかは迷っています…。
映像化?!見たいような…
そして、今更ながら映画化・ドラマ化されていたのも知りました。
が、キャスティングが!
笠原郁が榮倉奈々なのは納得です。背も高いし、キャラも合っている気がします。堂上教官の岡田准一もまあ、許します。(ファンの方すみません)手塚光の福士蒼汰も合っていると思います。
が、しかし!
でもでも、柴崎麻子が栗山千明なのはいただけません。(ファンの方すみません)
私のイメージとはちょっと、いや、かなり違っていました。
もちろん、美人ではありますが、エキゾチック過ぎる気がします。
じゃあ、誰だと言われると、中谷美紀が浮かぶのは歳なので仕方ないですね。イマドキ?の人なら北川景子ですかね。
それも違う??
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